第1回英彦山薪能
「650年の時を経て英彦山に薪能の灯がともる」 8月30日午後5時半より、英彦山薪能の催された。会場は、英彦山神宮銅(かね)の鳥居旅殿で、一言でいうと、「素晴らしかった!」何と言っても、自然と一体化した能や狂言は、何ていうか、季節や時間、天候、小鳥のさえずり、この瞬間を観ることができないような・・・どんな立派な舞台も自然に勝るものはないっていう感じだった。 英彦山神宮の高千穂宮司、お話を頂いた観世流能楽師・森元哲郎先生の英彦山と能の関係も大変勉強になった。約2時間半の間に、「花月(能)」「蝸牛(狂言)」「土蜘蛛(能)」と3つのストーリーからなり、それぞれ英彦山や山伏に由来する内容で、非常に面白かった。来年は、国指定重要文化財である英彦山奉幣殿での開催となるかもしれないということで、これは県は無論のこと、九州全体の観光戦略としても大いに期待できるものと思う。地域のこういった頑張りに政財界もしっかりバックアップし、神話と伝説の島・九州の魅力アップにつなげていく必要があると思う。
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2014/08/30 22:45
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