神崎聡(こうざきさとし)夢からはじまる
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第8回広域行政セミナー(講師 麻生泰 九経連会長)

2月9日、第二十回定例県議会(2月定例会)が始まった。任期最後の定例県議会となり、東日本大震災直後に初当選して、あれから4年となる。小川洋知事から議案説明が行われ、説明を聞きながら、4年間の様々な施策が、着実に実効性のあるものになってきたと思った。今回の予算は、統一地方選挙が4月に実施されるため、暫定予算となっている。一般会計で6千4百45億5千4百万円余で、対前年度当初予算比は38.6%となっている。任期最後の本会議となるから、最後まで議会活動・議員活動を全うするためにも、今議会も一般質問に挑みたいと思う。

午後1時半から、九州の自立を考える会 平成27年定例総会が開催された。議案審議の後、第8回広域行政セミナーがあり、一般社団法人 九州経済連合会の麻生泰会長から、「九州から日本を動かす」と題しての講演。麻生会長からのメッセージは、いつも頑張ろうと意欲・ファイトが湧いてきて、大変ポジティブで、モチベーションが高まる講演だった。数値目標を持ち、右手に持っている世の中の流れ、左手にある自分(地域)の強みをしっかり把握して、”将来を考え、今何をしなければならないのか”。僕が何のために政治家を志したのかの原点がここにある。

官民の融合を図り、既存産業に新しい技術取り込み、新しい産業を興す。雇用の創出を図ることが今の僕らに課せられた役割だと思う。子供のうちは社長になりたい、政治家になりたいで良いと思うが、僕らの世代じゃそれじゃいけない。社長になるとか、政治家になるのが目的じゃなく、なって何に取り組むか、結果どのような成果を生んだかが大事。変革の時代、新しい日本の形を地方から創っていかなければならない。政治家一人ひとりが使命感を持って、地域の将来ビジョンをしっかりと示し、実践していかないといけない。

そのために、田川の一丁目一番地に取り組まなければなないのは、利権社会からの脱皮!一部の利権や組織丸抱えじゃなく、しがらみのない選挙によって、新たな田川の潮流を起こしていける。県民・地域本位の、慣例にとらわれない政策を立案・提案していけるんだと思う。僕には「地盤、看板、かばん」の3バンがなかった。でも、多くの皆さんのお力で3バンがなくても当選することができた。3バンがなくても志があれば戦える。そう!気力・体力・勇気があれば戦えるんだということを、これから政治家を目指そうと思う若い人のために、これからも頑張らねばと思っている。政治は熱い情熱と利権に偏らない純粋な気持ちが何より大事。これなんだと思う。郷土の将来を誰に託しますか?

決起大会に激励に駆けつけて頂いて。


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