平成27年度知事のふるさと訪問(10月20日)
平成27年度知事のふるさと訪問〜福岡県の未来を語ろう〜が、10月20日に行なわれ、訪問先は糸田町・福智町・香春町。田川地域の活性化をテーマとして訪問され、最初の訪問先は、「道の駅いとだ」だった。佐々木淳町長から町の概要説明があり、その後、平成23年4月オープンした「道の駅いとだ」で、直売所の様子や説明を受けながら記念撮影。実は、初めて県議会議員として来賓で呼ばれたのが、この「道の駅いとだ」で、ドキドキしながら出席したのを思い出した。 糸田小学校では、地熱・太陽熱・雨水を利用する校舎が環境学習の教材となっていると、糸田小学校の石堂校長先生から知事に説明があり、6年生の皆さんとの意見交換会。石堂先生ともAIS(麻生情報システム)時代にパソコン教室や伊方小学校で非常勤講師していた時にお世話になっていて、時は流れて、何とも不思議な感じだった。 福智町役場では、嶋野勝町長から町の概要説明があり、その後に、平成筑豊鉄道本社を訪問し、小川知事が列車の試乗運転。なかなかの運転で、ちょっと急ブレーキぽいところが笑いを誘う。今年で120周年となる平成筑豊鉄道では、今月24日に「へいちくフェスタ2015」が開催され、”福智スイーツ大茶会”も企画されている。昨年来場者数は3万人を越え、県内の有名スイーツ店など52店舗が出店する。 香春町役場では、加治忠一町長から町の概要説明。その後、JR日田彦山線採銅所駅に行き、今年で開業100周年を迎える町指定文化財の駅舎を視察する。11月には100周年を記念した催しも開催される。 次の訪問先は、柿の加工場で「あま干し柿」の新設されたばかりの加工所を視察し、試食もさせてもらった。県の活力ある高収益型園芸産地育成事業を活用していると思う。 最後は、香春町町民センターで、糸田町・福智町・香春町で活躍されている皆さんとの意見交換会だった。糸田ふれあい市の植高会長からは、糸田産米を使用した「おかつ味噌」の生産に取り組んでいるほか、「筑豊フェア」などをはじめ、県や町の取り組むイベントにも積極的に参加されているとの事。県の助成制度の煩わしさなどの課題について指摘され、県農林事務所や普及指導センターから、今後とも指導助言を丁寧にやっていくとの知事の回答だった。糸田町国際交流振興会の豊福会長からは、創立43年となる同会の説明で、農業研修生やオイスカ研修生など、これまでに交流を重ねた国は50ヵ国を超えるとの事。国際交流の先駆的取り組みを続けられていることに敬意を表しますとの知事の言葉だった。上野焼協同組合の高鶴組合長からは、10月23日〜25日の「上野焼秋の窯開き」について。福智町商工会の池田会長からは、商工会活動を通して田川地域の活性化について。香春町観光協会の桃坂事務局長からは、石炭の輸送を支えた近代化遺産でもあるJR採銅所駅を活用した観光振興など。JR日田英彦山線・採銅所駅舎100周年記念事業実行委員会の大坪会長からは、各種イベント(鉄道展・写真展・ライトアップ・講演会など)の説明。田川農協採銅所園芸部会の栗崎部会長からは、「あま干し柿」や金明竹の旬のブランド化について。 福岡県のホームページ「知事のふるさと訪問」にも様子がアップされています。
2015.10.20
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