新型コロナウイルス感染〜世界各国と日本を比較してみる必要があり
新型コロナウイルスでは、2月まで、あれだけ中国人が日本に入ってきていたのに、欧米に比べてみれば、死亡率なども含めて、状況としてはかなり抑えられてきたというのが事実だと思う。
その背景として、島国、衛生状態、国民性の三要素が指摘されている。
日本は災害の多い国である。だから災害時には、お互い助け合わなければ生きていけなかった。したがって、日本には過去から形成されてきた独自の強さや、その類例のない独特の文化・歴史があるように思えてならない。
日本人はもともと、中国や欧米などとは違って古来より感染症対策の生活習慣が身に着いてきた民族ではないのかと考える。
崇神天皇が義務づけた神社の手水も、手水舎の水で両手を清め、口をすすぐ。握手ではなく、畳一枚分(1.8m)の間をとり、お辞儀をする習慣も、実は、感染症対策だったのではないか#8264まさに、一畳、一間の長さは、ここから来ているのではないかと、ふと思った。
歴史的に天然痘やスペイン風なども含め欧州は死者が多く、日本の感染者数は圧倒的に少なかったのが歴史。靴をぬいで家に上がり、お風呂に浸かり、常に流水で顔や手を洗う日本の習慣・文化・衛生観念とは、欧米はまったく違う。
WHOがパンデミックが宣言し、各国の感染者数と死亡者数、都市封鎖(ロックダウン)に踏み切った国・都市、集団免疫を試みた国・都市、そして日本の対応を比較・検証して、次なる感染症対策にいかさなければならない。いつ起こるかわからない感染症に対する危機体制整備を始めなければならない。
行政機関は法律・制度に基づき仕事を熟すが、有事において決断し実行できるのは政治家しかいないんだと改めて感じた。今回ほど地方主導による分権社会の必要性を感じたことはない。ただし意思決定権者の強い信念とリーダージップを持っていない分権社会ほど情けない地域社会はない。
4月15日現在福岡県内 |
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2020/04/20 21:22
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