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線路と道路両用〜感動したDMV(デュアル・モード・ビークル)

shikoku202210b

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令和4年10月9日、四国の東南部、阿波海南〜甲浦を結ぶ第三セクターの阿佐海岸鉄道に行ってきた。令和3年12月25日に線路と道路両用の乗り物「DMV(デュアル・モード・ビークル)」の世界初となる営業運行が「阿佐海岸鉄道」で始まっている。「DMV」は、列車が走る線路と道路の両方を走行できるよう、開発された車両のことで、徳島県の美波町「阿波海南駅」から高知県東洋町「甲浦(かんのうら)駅」まで鉄道として運行し、終着駅「甲浦駅」で車両をバスに切り替え、スロープを降りて道路を走る。バスとなったDMVは「海の駅 東洋町」を経由し、土・日・祝は、室戸岬まで駆け抜けるという。「甲浦駅」に到着したら、ちょうどバスとして走ってきたDMVが、「阿波海南駅」へと列車に切り替えられて発車。
驚きと同時に感動した!
既にJR日田彦山線がBRTと決まっていたし、その後、この「阿佐海岸鉄道」を知ったので、もう少し早く知っていたら、もっと調査していたら、もしかするとレール軌道を撤去せずにDMVが考えられていたかもしれない。後の祭りと思いつつ、やはり自分の目で見ることが大事だと思い見てきたが本当に素晴らしいの一言に尽きる。
「阿佐海岸鉄道」は、徳島県、高知県や沿線自治体などが出資する第三セクターとして1988年に開業。92年には年間利用者18万人にのぼっていたが、沿線の過疎・高齢化により近年は5万人前後に低迷。そんな窮地に立たされたローカル鉄道を維持するために注目したのが「DMV」の導入だったという。
DMVなら、車両の開発、線路の設備、インフラ整備などコストをかけず走らせることができる。一見、ボンネットバスのようなデザインで、今の時代に相応しいハイブリッド列車。ただし定員が23名(運転手1名含む)で、輸送能力は大幅に低いが、過疎地域ならではの利用客が少ない、地元観光スポットに乗り換えなしで直接アクセスできるといったメリットもあると思う。鉄道の歴史を大きく変える列車バスだと感じた。

ついでに、「HERO特別編」や「男はつらいよ」等の映画、CMロケ地として知られている、JR予讃線下灘駅にも立ち寄ってきた。 shikoku202210a


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コメント

1. 名前:植木康太 - 2022/10/11 17:18
添田から専用道路を走り、路線の駅から集落を回り、交通難民のお年寄りを拾い、また駅に戻り、次の駅まで専用道路を走って日田に行く、これが描いていた構想です。少し思いどうりにはいきませんでしたが・・・ポーン太バス、カラス天狗バスを走らせ、孫を喜ばせたいものだが・・・!

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