神崎聡(こうざきさとし)夢からはじまる
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高齢者コミュニティ

先日麻生太郎事務所からもらった麻生先生の記事(5月7日りびる創刊号TOPinterview)の中に、こんな一節が書かれていた。

今、盛んにいわれている格差の問題については?
麻生 「地域間格差という時に、ちょっと勘違いしていると思うのは、みんな東京のようになろうとしていることですよ。一例として、私の住んでいる福岡県飯塚市で月四、五万円払えばそこそこのマンションが借りられますが、東京じゃ無理です。だから、逆にいえば年金で生活できるのは地方なんですよ。そこで、安全に快適に暮らせる条件を維持したほうがよほど良いんですね。私から言わせれば、地方にいる人たちは何か自分たちの持っているパワーの使い道が分かっていないんだと思いますよ。例えば、東京で使っている電気も、東京電力は都内で電気をつくっているわけじゃなく、福島の原発や新潟の原発に頼っているわけです。ならば、福島や新潟は「俺たちがつくっているんだから、俺たちが使う電気の料金はもっと安くしろ」「工業用のもこれぐらい安くしろ」と、交渉してもいいんじゃないですかね。そうしたら工場も進出しますよ。 ・・・・・・・・・・・・」

記事を読みながらアメリカのサン・シティを思い出した。サン・シティとは55才以上の人々が住んでいる街で、気候が温暖なネバタ州、アリゾナ州、カルフォルニア、テキサス州など全米で8ヵ所ほどあり、引退後の人たちが集まって、病院や協会、ショッピングセンターなどが併設され高齢者用の住宅設備を備えている。マルチハビテーション推進コンソーシアムが取り組んでいる都会と地方の2居住空間や団塊の世代の人たちの地元(地方)移住地域戦略を先取りしたものである。昨日は焼き鳥屋「だぼちゃん」で添田町議の岩本泰三郎議員とおしうみ葬祭の鴛海(おしうみ)さんと一緒だった。添田町の活性化の事や光BBの事、企業誘致・住宅政策等々について意見交換していた。そんな時添田のウリって何か?という話題になった。なかなか添田町に住んで生活していると気づかないが、間違いなく”水”だと思う。とにかく水道水がおいしい。生水を飲める町ってそうそうないんじゃないのかな。それにこの四季を通じての田舎風景・観光客も多く訪れる自然環境。野菜もお米も美味しい。人の移住を前提とした地域戦略を考えてみてはどうでしょうか?と話をした。高齢者コミュニティを創って定住人口を増やしていく。空地情報の提供や規制緩和あるいはバリアフリー住宅に対しての減税措置なんか考えればやるべきことはたくさんある。今は大きな変革の時代、人生観や住宅問題、老後の生活設計を含めてみんな考え方を見直している。

病々診療(地域連携)による健康増進モデル地域で病院や介護の心配もない、30分圏内にゴルフ場が7・8ヵ所もあり登山やスイミングも楽しめる。高齢者コミュニティによる新産業創出でビジネスチャンスも広がってくる。ここ田川には楽しい老後を過ごせる場所がたくさんある。

同じように考えたり語る人は、山のようにいる。それを如何に実行に移せるかどうかが問題である。一度、フィージビリティスタディをさせてくれないかなぁ。この「高齢者コミュニティ地域戦略プロジェクト」が本当に実現可能か、実施することに意義や妥当性があるかを多角的に調査・検討したいものである。また高齢者コミュニティによる新産業創出についても、市場性と採算性を検討することも必要。ブランド”たがわ”を創ります。僕が目指したいものは、ここにある。新3K(健康・観光・環境)産業+ITによる新産業創出である。そして、もう一つのKは高齢者・コミュニティによる街づくりである。家族と一緒に暮らしたいじゃないですか?


その他平成20年活動報告はこちらから>>

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