神崎聡(こうざきさとし)夢からはじまる
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「子ども」という詩

子ども

批判ばかりされた 子どもは
非難することを おぼえる

殴られて大きくなった 子どもは
力にたよることを おぼえる

笑いものにされた 子どもは
ものを言わずにいることを おぼえる

皮肉にさらされた 子どもは
鈍い良心の もちぬしとなる

しかし、激励をうけた 子どもは
自信を おぼえる

寛容にであった 子どもは
忍耐を おぼえる

賞賛を受けた 子どもは
評価することを おぼえる

フェアプレーを経験した 子どもは
公正を おぼえる

友情を知る 子どもは
親切を おぼえる

安心を経験した 子どもは
信頼を おぼえる

可愛がられ 抱きしめられた 子どもは
世界中の愛情を 感じとることを おぼえる

(「あなた自身の社会 スウェーデンの中学教科書」アーネ・リンドクウィスト、ヤン・ウェステル著 川上邦夫訳 新評論刊)

何年か前に話題になった、ドロシー・ロー・ノルトというアメリカの家庭教育学者の作った「子ども」という詩で、スウェーデンの中学校の社会科の教科書にも収録されている。スウェーデンの教科書には、生きていく上で最も肝要なこと、納税者としての義務と責任から、ローンの組み方、親子・夫婦関係や結婚と離婚、犯罪を起こしたらどのようになるのか、といった生きた”社会”を教えている。子どもたちが早い時期から日常生活を安全・快適に暮らせるため、近い将来において必要となる基礎的知識を教えている。実社会を生き抜いていく上での人生案内書でもあるんだと思う。そういう意味では、日本とはえらく違うようにも思う。「近づけるな。知らせるな。教えるな。」という昔ながらの政治手法と同じような教育をしていては、本来の国力(教育力)を底上げすることはなかなかできないと思う。

”若い芽を 伸ばせ育め 国造り”
”芽を伸ばせ 明日の希望が 見えてくる”


その他平成21年活動報告はこちらから>>

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