神崎聡(こうざきさとし)夢からはじまる
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砂漠のダチョウ

福智町の”とある方”の自宅に挨拶に伺うとお座敷に通されて、中身の濃い話を聞くことができた。政治家としての心得や国民として最大の権利である選挙がどうして投票率が低いのか、マスコミ等の影響で何となくタブー視されている問題等々について持論を話してくれた。基本的には同じ意見であったが、人権問題にしても教育問題にしても行き過ぎた格差社会にしても是正が必要だと思っている。基本的に平等社会っていうのはあり得なく、いつの時代もどこの世界でも格差っていうのはある。それが行き過ぎた市場原理主義のような改革だったところに問題があるのであって、もう一度日本は一億総中流社会へ、それでいて国際競争力をもっている国へと目指すべきだと考える。だから、結果の平等を求めるのではなく機会(チャンス)の平等をいかに創っていけるか、ここが一番大事だと思っている。

タブー視されている問題についても、政治家はやはり真正面からきちんと取り組まなければならない。じゃないと主義主張・信念が伝わってこないし、煩わしさから逃げて、結果状況は何も変わらない。選挙に立つ人は、投票してもらいたいから何でも「はい、はい」と聞き流せともよく言われるけれど、本当にそれで良いのかなぁと思ってしまう。それじゃ地域を良くしていこうという改革なんてできないとも思う。

「砂漠のダチョウ」という話がある。砂漠に取り残されたダチョウがいた。あたりを見回すと何もない。ふと振り返るとそこに自分を狙っているライオンがいる。「あ〜どうしよう」 どうしようとする気ばかり焦り、うろたえ、このダチョウは、どう対処して良いのかわからない。こんんな状況の時に、このダチョウのとった行動は、砂漠に自分の顔を突っ込んでしまった。すると不思議なことに、何も見えない、何も聞こえない、ダチョウはホッと安心した。

当然のことながら、状況は何にも変わらない。ダチョウの運命は言うまでもない。実態なり問題を直視しないで、その場を凌いでも何も解決しない。もしかすると、教育問題、高齢化社会への対応、地域活性化について・・・砂漠のダチョウは今の田川のことじゃないのか?福智町の”とある方”の話を聞きながら、「砂漠のダチョウ」を思い出した。

2009/05/07 22:41

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