神崎聡(こうざきさとし)夢からはじまる
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世襲問題について考える

政治家の世襲問題が衆院選の1つの焦点にもなっている。なかなか難しい問題だけど、基本的には人物本位じゃないかと思う。どの候補を選ぶかの判断は有権者に委ねられているわけで、きっと法律によって規制されることはほとんどの国で行われていないんじゃないのか。ただし、世襲候補はいわゆる3バン(地盤・看板・カバン)がそろっており、新人候補に比べると有利に選挙を戦えるのは間違いない。なぜ、世襲問題がクローズアップされてきているのか?世襲制限が必要だと言っているのか?多分、世襲の人が多くなりすぎて、特定の人や団体のための政治がだんだん行われるようになり、組織・団体・業界のための利益誘導型になってしまい、国民目線からズレが生じ始めているからだと感じる。

利益誘導型選挙の原因は、1996年10月20日に行なわれた第41回衆議院選挙から導入された小選挙区比例代表並立制が一番の原因じゃないかと思う。政治改革と政権選択のできる2大政党を目指す目的で導入されたものの、結局2大政党ができるどころか、今の現況でも分かる通り、政治家個人が少数の仲間を集って、あっちへ行ったりこっちへ来たりと、本来、政党として意味ある行動しているのかどうなのか疑いたくなるのが率直な意見じゃないのかなぁ。定数1の小選挙区制は、結局、利益誘導と世襲問題という禍根を残したようにも思う。中選挙区時代は、もっと活気があったような気がする。自民党の中で切磋琢磨し、面白い個性的な政治家が排出されたように思う。それは、利益誘導じゃなく、天下国家、あるべき日本を論じて、例え票を減らしても、4位5位でも当選できたからかもしれない。

僕は基本的には世襲が悪だとは思わない。やはり子どもは親の背中を見て育つから、親と同じ職業を選ぶのも納得できる。(妻育子は教師であり、妻の父も教師、兄も教師) また、反面教師となり親とは違う道を歩む子どもだっている。(僕の父は公務員、僕は企業人、妹は保健師) すべては、個人の職業選択の自由だと考える。 政治の世襲問題、いくら世襲候補と言っても、選挙の洗礼は受けなくてはいけないし、そりゃぁ家族や親戚・地域の人たちを巻き込み、大変さを嫌というほど、小さい時から経験されていると思う。それをわかって、出馬するという事はそれだけの資質っていうか、勇気も覚悟も人並み以上に備わっているんじゃないのかなぁ。

今日、麻生太郎直方事務所で麻生首相の長男の麻生将豊さんにお会いした。もう24才になっていて立派な青年に成長されていた。麻生本家で教えていた時は、まだ小学校4年生だったから本当に月日の経つのは早い。そうそう、長女未悠(みゆう)が生まれた時に、麻生本家でちか子夫人に抱っこしてもらった写真が残っていた。

2009/06/29 16:20

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