瀬踏み行為
麻生太郎先生の選挙に昭和61年の選挙から携わり、自分自身も選挙に出馬したものですから、要領・段取りというか、選挙戦までに何をしなければならないのか、何となく理解しているつもりでしたが、選挙に出馬しようとする前に予め調査・整理しておかなければならない点があります。前回、ここのところがかなり欠落していたと反省しているところです。 前に瀬踏み行為(調査)が大事(4月20日)であると書きましたが、 ○自分が出馬しようとする理由。 ○他の候補者じゃなく、どうして自分なのか。 ○自分が皆さんのお役に立てる理由。 ・・・等々、有権者の皆さんを説得できる「必要性と必然性」をきちんと整理しておかなければならないと思います。地元の代表として戦うのであれば、その地域の利益代表として期待されると思いますが、今の時代それだけじゃなかなか当選には及ばないんじゃないのかなぁと考えます。だから、有権者が今の政治やどうしても我慢できない問題等をわかりやすく提起して、「私だったらこう改善します」と上記の必要性・必然性を、政策として訴えることが、地方選挙でも重要だと思うんです。 また、この時期、予め支持状況等々を調べておく必要もあります。過去の選挙結果や、人口分布図等の作成、立候補予定者の政策等の確認。人物、組織、環境等の要因もチェックし、なすべき作業やスケジュール、優先順位づけをして落とし込みます。 ○人物〜政党色・話題性・地域役職・学歴・職歴・政策・年齢・性別・健康度・知名度・資金力・ルックス等々 ○環境〜人口・有権者数・世帯数・投票率・定数・地盤・地域特性・候補者数・新旧入れ替え気運・地元出身か等々 ○組織〜政党・隣組・行政区・PTA・商工会・組合・協会・社協・同窓会・業界・宗教団体・後援会等々 ○方法〜出馬表明時期・演説会・機関紙・戸別ローラー・名刺・電話作戦・キャッチコピー・郵送・リーフレット・看板・ミニ集会・励ます会・ホームページ・ブログ・新聞チラシ(広告)等々 こういうのも、自分の頭には入っていますが、大事なことは支援者の人たちと共有する事が大事であり、すべて文書で配布できるように準備しておく事が今の時期の作業なんだと思います。支援者・後援会の人たちは、知名度不足から、”とにかくひとりでも多くの人たちと会うように”とアドバイスをしてくれるのですが、同時にこの瀬踏み行為した結果を自分なりに(文書に)整理しておかないと、選対会議を開いても、単なる井戸端会議になって、毎回同じ内容の話に終始し、次の対策が打てない、選対が機能しない、といった状況に陥りやすいんじゃないかと思ったりします。
2009.9.13 |
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