権現祭の由来
10月、11月の地域の行事は本当に多い。誰と話しても、いくつも行事を掛け持っておられる。そんな中で隣組(殿町)の権現祭りは100年以上も続いているというから、凄いことだなぁって感心した。隣組長から「権現」の由来を話があり、なかなか歴史の勉強にもなり興味深かった。 権現は日本の神の神号の一つ。日本の神々は仏教の仏が仮の姿であらわれたものであるという本地垂迹(ほんじすいじゃく:仏教が興隆した時代に表れた神仏習合思想の一つ)思想に基づいた神号である。権という文字は「権大納言」などと同じく「臨時の」「仮の」という意味で、仏が「仮に」神の形を取って「現れた」ことを文字で示している。ちなみに我が町「添田町」には、英彦山神宮があり通称「彦山権現」。日本三大修験道の一つであり、「英彦山」という山名は、社伝では天照大神の御子である天忍穂耳尊(あめのおしほみみ)を祀ることから「日子山」と呼ばれるようになったとしている。819年に僧・法蓮が山中で飛来した鷹の落した羽に「日子を彦と改めよ」と記されているのを見て、「日子山」を「彦山」に改めたとされる。それと、田川はかつて「鷹羽(たかは)」と呼ばれていたという。(英彦山神宮〜勝守) 隣組(殿町)の皆さんと権現祭り(2009.11.08) 英彦山男魂祭(2009.11.08)
2009/11/09 20:12 |
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