神崎聡(こうざきさとし)夢からはじまる
last update 2026/10/01 23:33
 HOME
HOME > 議会活動 > 県民生活商工委員会管外視察(令和7年11月10日〜12日)

県民生活商工委員会管外視察(令和7年11月10日〜12日)

所属する常任委員会である県民生活商工委員会で、令和7年11月10日〜12日の日程で島根県、鳥取県への管外視察が行われた。視察先は以下の通り。

�\亳�銀山世界遺産センター(島根県大田市)
初日は「石見銀山世界遺産センター」を訪問し、太田市教育委員会 石見銀山課の担当者から施設概要や施設内展示の説明を受ける。
島根県と太田市の共同設置の施設であり、銀の採掘〜製錬〜流通までを包括的に示す「銀鉱山遺跡」と港町を含む”広域の文化的景観”として、平成19年7月2日に世界遺産に登録されている。
「石見銀山世界遺産センター」は平成19年10月4日に開館し、遺跡の価値や全体像を理解し、現地見学の拠点となる案内・学習の拠点となっている。このセンターは、世界遺産エリアに入る前の「全体の玄関口」として、石見銀山の価値の理解から現地へつなぐ”導入(ガイダンス)”の役割を担っている。
戦国期に博多商人・神谷寿禎が発見し、灰吹法による銀精錬が始まった石見銀山は、日本の鉱山技術と交易の礎を築いた場所だと説明を受け、以前訪問した記憶がよみがえってきた。
時間の関係で実際の石見銀山遺跡やその文化的景観を観ることができなかったが、4年前に個人で訪れた時はしっかり現鉱山跡と鉱山町を歩いていたので、説明によって「銀が地球を丸くした」と言われるほど世界とつながった歴史を感じ、地域の誇りを次代へ継承する大切さを改めて実感した。

202511shoukou001

202511shoukou002

202511shoukou003

��島根大学に設置された「次世代たたら共創センター(NEXTA)」を視察。
伝統技術「たたら製鉄」を現代科学に応用し、先端金属素材の研究開発や専門人材育成を進める拠点。「たたら製鉄」は日本で独自に発展した砂鉄と木炭から鋼を作る技術。1000年以上の伝統を持ち、日本刀の原料である良質の「玉鋼」を生み出してきた。島根県は「たたら製鉄」が盛んに行われた地域であり、現在でも、安来地区を中心に金属材料の製造が盛んに行われている。
NEXTAはこの島根の地に歴史と現代の息吹が共存する「次世代たたら文化」を創造することを究極の目標として、 島根県内企業および国内外の研究機関と協同し「航空機用超耐熱合金」や「モーター用アモルファス合金」などの金属系新素材の研究開発を行っている。「たたら製鉄」は、かつて自然との共存を実現している。NEXTAでは、研究開発に加え、学生が金属材料に関する理論と実践の両方を学べる環境を構築し、世界トップレベルの研究を通じて先端素材のエキスパートとなる人材の育成を目指すとしている。
NEXTAは、企業や大学の研究者と学生がいつでも活発な意見交換や研究、情報発信ができるオープンイノベーション拠点として、国内外の研究機関と連携して先端金属材料の研究開発実績を蓄積していた。さらに、素材、加工、事業展開までの知識、スキルを有した専門人材を育成するプログラムを構築し、最先端の研究を通して材料工学に特化した教育を実現していた。国・県・大学・企業が一体となり、地域から世界へ挑むプロジェクトに、地方の可能性を強く感じた。

202511shoukou009

202511shoukou010

202511shoukou011

202511shoukou012

��山陰合同銀行(松江市)
「女性活躍推進の取組み」について、山陰合同銀行の林朱美部長から説明を受けた。日本で人口最少地域の島根県、鳥取県を主なマザーマーケットとする山陰合同銀行。これまで働きやすい環境整備や女性管理職の登用など、実践的な取組みが進められていることで有名であったが、これまで他業務を担ってきた女性を中心とした行員を法人向けコンサルティング業務へ再配置したり、組織をあげたリスキリングを行い、対象行員を法人向けコンサルティング担当者として戦力化したり、全国でも異例の取り組みを行っている。
政府は2030年までに女性役員の比率を30%にするという目標を掲げているが、日本の地方銀行において女性取締役の比率はまだ低いのが現状。そのような中で山陰合同銀行はすでに女性取締役比率30%以上を達成しており、業界内でも先駆的な取り組みを進めている。地方銀行として、初めて女性代表取締役の誕生は、多様性とガバナンスの強化を目指す山陰合同銀行の姿勢を象徴しているんだと思った。この人事は山陰合同銀行にとって新しい視点を経営に加える一歩であるだけでなく、地方銀行全体や地域経済の未来にも影響を与える可能性を秘めているんだと感じた。

202511shoukou013

202511shoukou014

202511shoukou015

�つ纂荳修糧�術館(鳥取市)
世界で唯一「砂」をテーマにした美術館「砂の美術館」を視察。館長から「砂像彫刻を通じた観光振興・地域振興」の取組みについて説明を受けた。
砂と水だけを素材にした彫刻(砂像)を常設展示する美術館。展覧会のコンセプトは「砂で世界旅行」。毎年、世界の国や地域をテーマに開催し、これまで北欧、南アジア、エジプトなどの観光地や歴史文化を砂像で表現してきた。会期を終えると作品は元の砂に戻し、次の作品に生まれ変わると言う。まさに一期一会のアート。今年のテーマは「砂で世界旅行・日本」。日本神話から現代までの歴史をベースに、富士山や姫路城などの世界遺産、歴史的場面や浮世絵を題材にした砂の彫刻「砂像」が並んでいた。最大級で幅20mを超える作品の迫力と、世界トップレベルの砂像彫刻家によるリアルな造形も見どころだった。
砂という地域資源を活用して、人と人、国と国をつなぐ芸術活動に、地域文化の新しい形を感じた。

202511shoukou017

202511shoukou018

202511shoukou020

202511shoukou019

2025.11.12


その他議会活動はこちらから>>

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://hpb.rentalserv.net/cgi-bin/tb.pl?bid=1773&eid=2749

コメント

コメントはまだありません。

コメントを書く
名前

メールアドレス

URL

コメント


Copyright © Since 2005 Kouzakisatoshi.com. All Rights Reserved.

 

最近の記事

メインメニュー

リンク

RSS

blogmura