| 今、田川地域は「地域公共交通の維持」と「人口減少・少子高齢化」という地域の存続に直結する深刻な課題を抱えている。
これを解決するため「空き家活用による移住促進と、バス運転手確保の仕組みづくり」という新しい政策を考えている。要は、発想の転換っていうか、田川の未来をどのように変えていくのか、これを実践していこうと思う。
1. 迫り来る危機:移動手段がなければ暮らせない時代へ
まず目を背けてはならないのが、田川地域における公共交通の現状。
地域では今、凄まじい勢いで少子高齢化と人口減少が加速している。それに伴い、地域を守ってきた公共交通の利用者が減少し、平成筑豊鉄道のバス転換、また路線バスなどの減便や廃止が懸念されている。
「車がないと、どこにも行けない・・・」
そんな不安を抱える高齢者の方が増えている。高齢化によって運転免許を自主返納したり、車を手放したりする人が増える一方で、地域の足であるバスがなくなってしまえばどうなるか。
「買い物に行けない」「病院に通えない」といった、日々の暮らしそのものが成り立たなくなる高齢者が溢れてしまう。
空き家や空き地が目立つようになった地域で、誰もが安心して暮らし続けるためには、「公共交通は地域の命綱」であるという強い危機感を持ち、今すぐ具体的な対策を講じる必要がある。

2. しかし、現場では「バスの運転手が足りない!」
公共交通を守るために、各市町村ではコミュニティバスの運行を拡大したり、利用が減少した鉄道(平成筑豊鉄道など)のバス転換を検討し、また、学校の統廃合に伴うスクールバスの運行も増加傾向にある。
つまり、地域にとって「必要なバスは増やさなければならない」。
しかし、ここで最大の壁が立ちはだかります。「運転手が圧倒的に足りない」という現実。
運転手不足の背景には、高齢化によるベテラン運転手の退職、若い世代の担い手不足、そして長時間労働や責任の重さといった労働環境の課題がある。
このまま運転手を確保できなければ、いくら予算をつけてバスを増やそうとしても運行自体が維持できなくなり、地域の足が本当に失われてしまう。

3. 発想の転換:「移住 × 公共交通」という新しい仕組み
そこで提案するのが、「都会からの移住促進」と「バス運転手の確保」を掛け合わせるという、まったく新しい発想の転換である。
現在、福岡市や北九州市、また首都圏などの都市部には「自然の中でのびのびと暮らしたい」「地域に貢献できる、やりがいのある仕事がしたい」と考えている現役世代の人々がたくさんいる。
そこで「地方移住への想い」と、田川地域の「運転手不足」をマッチングさせる仕組みをつくる。
住まいの提供: 地域に増えている「空き家」をリノベーションし、移住者に格安または好条件で提供。
仕事の提供: 移住と同時に、地域の足となる「バス運転手」としての安定した雇用を保証。
「空き家の有効活用」→「移住者の増加(現役世代・子育て世代)」→「バス運転手の確保」という好循環を生み出すことで、地域の課題を一挙に解決しようとするもの。

4. 5つのメリットで創る、持続可能な田川地域の未来
この政策が実現すれば、田川地域には以下のような5つの大きなメリットがもたらさる。
空き家対策(地域の活性化): 放置されていた空き家が活用され、美しい景観と地域の活気を取り戻す。
運転手確保(公共交通の維持): 若く意欲のある運転手が確保され、高齢者や学生の移動手段がしっかりと守られる。
高齢者の移動支援(安心の暮らし): 買い物や通院に困らない、誰もが健康で安心して暮らせる福祉のまちが実現できる。
移住者増加・関係人口拡大(地域のにぎわい): 新しい家族や子育て世代が流れ込むことで、地域コミュニティや学校ににぎわいが戻る。
地域の持続可能性向上(未来への投資): 人口減少社会であっても、自立して回り続ける強い地域経済の基盤が整う。

みんなでつくる、地域の未来
〜移住者が地域(公共交通)を支え、地域が移住者(住まいと仕事)を支える。〜
これこそが、これからの時代に必要な「みんなでつくる持続可能な田川地域の未来」だと考える。
一見、別々に見える「空き家問題」「移住対策」「交通弱者支援」をひとつに繋ぎ、田川の足を全力で守り抜く。誰もが安心して暮らし続けられる優しさと強さを持った田川地域をつくるため、これからも県政の場で具体的な仕組みづくりを提案を力強く進めていきたい!

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